About this Work
映像(45mins)+パフォーマンス
▶︎イベントタイトル:MargianlMan18「民衆が立ち上がるⅤ」
https://www.subterranean.jp/marginalman18
▶︎詳 細: https://fb.me/e/1ISgaxXXt
▶︎会 期:2023.12.30sat 17:00〜(開場16:30頃より予定)
▶︎出演者:宮森みどり、喫茶みつる、藤本ナオ子
※3名のアーティストそれぞれのパフォーマンス公演です。
▶︎会 場:サブテレニアン(東京都板橋区氷川町46-4 BF)
東武東上線大山駅徒歩7分
都営三田線板橋区役所前駅徒歩3分
▶︎アクセス: https://www.subterranean.jp/access
▶︎参加費:2,000円
ご予約なしでもご入場いただけます。
▶︎問合せ:080-4205-1050(赤井)
▶︎技 術:豊川涼太
▶︎宣伝美術:美秋(Meerkat-girl)
▶︎企画製作:赤井康弘(サブテレニアン)
▶︎主 催:サブテレニアン
本作品は、東京板橋に居する老舗バーの二代目ママである“私”が自分の出自が中国の『一人っ子政策』に起因することを知ったことから始まるモノローグ的なストーリーを基軸としています。自分の身内のこと、コロナ禍に亡くなった常連客の話、渋谷区のパートナーシップ制度に申請するため実家の両親に約40年ぶりに会いに帰省したママの友人であるトランスジェンダー女性の話などを織り込みながら、世界初の人工雪を降らせた物理学者である中谷宇吉郎(1900-1962)氏の随筆『立春の卵』(1947)のトピックや、中谷氏の次女でありアーティストの中谷芙二子氏(1933-)の映像作品『卵を立てる』(1974)にフォーカスしオマージュした作品です。
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お客様(鑑賞者)とのパフォーマティブなスモールトークと架空のバーの一室をイメージした映像作品(※)を背景に、“観るモノと観られるモノ”との間に生じる『第四の壁』を交差しながら本作のリアルな公演日(2023/12/31/大晦日)の時系列にシンクロさせたセミ・ドキュメンタリー且つメタ・フィクションな作品に仕上げています。
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本作に散りばめられた幾つかの物語のピース、例えば、血縁と非血縁、女性と男性、当事者と非当事者、生と死、リアルとヴァーチャル、フィクションとノンフィクションといった垣根を行き交いながら、「鶏が先か、卵が先か」といった因果性のジレンマにつきまとう「AかBか」の二項対立に生じる思考停止の危うさや脆弱性を本作のアウトラインとしています。
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二項対立での思考や対話は一見、思考がたやすく何かそこに大きな意義や意味があるように思えますが、其の実は(何かのトリックにかかったように)思考や対話がフリーズし物事の本質や真理への追求にはほど遠い雑多な雑談で終わってしまうことも多いのではないでしょうか。
本作は、そんな二項対立が生む問い立てへの違和感やジレンマを浮き彫りにさせながら、自らの取捨選択によってその先(垣根の向こう側)へと向かうことの難しさと肝要さを示唆すべくスタートさせた作品です。
▶︎イベントタイトル:MargianlMan18「民衆が立ち上がるⅤ」
https://www.subterranean.jp/marginalman18
▶︎詳 細: https://fb.me/e/1ISgaxXXt
▶︎会 期:2023.12.31.sun 17:00〜(開場16:30頃より予定)
▶︎出演者:宮森みどり、喫茶みつる、藤本ナオ子
※3名のアーティストそれぞれのパフォーマンス公演です。
▶︎会 場:サブテレニアン(東京都板橋区氷川町46-4 BF)
東武東上線大山駅徒歩7分
都営三田線板橋区役所前駅徒歩3分
▶︎アクセス: https://www.subterranean.jp/access
▶︎参加費:2,000円
ご予約なしでもご入場いただけます。
▶︎問合せ:080-4205-1050(赤井)
▶︎技 術:豊川涼太
▶︎宣伝美術:美秋(Meerkat-girl)
▶︎企画製作:赤井康弘(サブテレニアン)
▶︎主 催:サブテレニアン
Photo by 赤井康弘(サブテレニアン)
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