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サブテレニアン(東京)2025/02

2025年2月23日

”観る×聞く×話す”の哲愕カフェ《令和の『父帰る』(原作:菊池寛)を考える》

昨年2/25(日)は映像作家:中嶋興氏(1941-2025/2/4)が生涯をかけて臨まれた作品《マイ・ライフ》を題材に、記録やナラティブについて考える《第1回哲学カフェ》”映像アート哲学対話”を板橋大山にある劇場、サブテレニアンにて開催いたしました.

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今年も昨年同様に、中嶋興氏と企画を温めておりましたが叶わぬものとなりました. ですが改めて、中嶋氏が(一生一作として)追い求めた作品《MY LIFE》の普遍的なテーマでもある『家族』という名のCollective Memoryを引き続き見つめて参ります.


▶︎タイトル:令和の『父帰る』(原作:菊池寛)を考える



【概略】

この度、大正時代に菊池寛(1888-1948)が執筆した戯曲『父帰る』を題材に《哲学カフェ》を開催いたします.

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テーマは私達が生まれてから最初に出会う最も小さな社会の単位、=家族について=.

そのコレクティブメモリーを見つめます.

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1917年に発表された『父帰る』(著:菊池寛)はこれまでに幾度も上演や映画化がなされた家族の物語です。本作の結末は鑑賞者/読者に委ねられる形で幕を閉じますが、もしその続きの物語があるとしたならば、果たしてどのように展開するのでしょうか? それは果たしてハッピーエンドとなるのでしょうか?...etc.

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例えば、ひとつの問い立てとして、

菊池寛の《父帰る》における登場人物のジェンダーを入れ替えた場合、果たして同じ結末になるなのでしょうか? 

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『父帰る』が生まれた大正時代から昭和、平成、令和へと時代は大きく移り変わり、社会の価値観や家族の在り方も大きく変化してきました。2025/2/23開催の《哲学カフェ》では、こうした時代背景を踏まえながら、令和における『父帰る』を考察します。たとえば、『父帰る』の登場人物のジェンダーを入れ替えた場合、あるいは現代の家族像と照らし合わせた場合など、どのような解釈が生まれてくるのでしょうか?

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様々な視点から、令和版『父帰る』について 語り合う場となれば幸いです。 皆様のご参加をお待ちしております。

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▶︎戯曲『父帰る』(1917年) とは?

菊池寛(1888-1948)の戯曲。大正6(1917)年の発表当初は話題にのぼらなかったが、3年後、二代目市川猿之助(初代:市川猿翁/1888-1963)によって舞台化され絶賛される。以降、菊池寛を代表する作品となった。

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あらすじ)

時代は明治40年頃。家族を顧みず家出をした父親が20年ぶりに妻子の前に姿を現す。母親と次男、娘は父親を迎え入れるが、進学を諦め一家の大黒柱として弟妹を中学まで送り出した長男(賢一郎)は断じて父親を許さず父は家を去る。が、懇願する母親の声を背に長男は弟を連れ狂ったように後を追い駆け出していく…

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登場人物)

・ 黒田賢一郎: 主人公(28歳)

・ 新二郎: その弟(23歳)

・ おたね: その妹(20歳)

・ おたか: 彼らの母親(51歳)

・ 宗太郎: 彼らの父親(年齢不詳)

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▶︎参考/引用:『青空文庫』より

※戯曲『父帰る』のテキストは『青空文庫』↓で読めます.

https://www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/502_19914.html

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▶︎日時:2025/2/23/15:00-18:00(受付14:30-)

▶︎参加費:1,200円(当日支払/お茶菓子付き)

▶︎会場/主催:サブテレニアン板橋区氷川町46-4 BF

http://subterranean.jp

▶︎企画: 哲愕カフェbyNAoK(GeekLoveProject)

https://naokfujimoto.com/event-dialogue

▶︎モデレーター:藤本ナオ子


▶︎ご予約&お問い合わせ

yoyaku@subterranean.jp

Tel:080-4205-1050_赤井

※ご予約なしでもご参加いただけます.




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